残金決済(ざんきんけっさい)とは、主に不動産取引の最終段階で行われる、売買代金の残額(残金)を支払い、物件の引き渡しを受ける手続きのことです。
不動産売買では、契約時に手付金(1割程度)を支払い、引き渡し日に残りの金額(9割程度)を決済するのが一般的です。
残金決済の主な流れ
残金決済は、買主が住宅ローンを利用する金融機関の店舗(個室・会議室)に、売主・買主・不動産会社・司法書士が集まって行われます。
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書類の確認・本人確認
・売主・買主の本人確認と、司法書士による登記関係書類(権利証、印鑑証明書など)の点検を行います。 -
住宅ローンの実行
・買主の口座に金融機関から融資実行金が振り込まれます。 -
残金の支払い
・買主の口座から、売主の口座へ残金(および固定資産税・都市計画税の清算金など)を振り込みます。 -
諸費用の精算・支払い
・不動産会社への仲介手数料の残額、司法書士への報酬・登録免許税、火災保険料などの支払いを完了させます。 -
着金確認と領収書の発行
・売主側で振り込みの着金を確認し、買主へ領収書を発行します。 -
鍵や関係書類の引き渡し
・売主から買主へ物件の鍵、取扱説明書、保証書などを手渡します。 -
所有権移転登記の申請
・司法書士が法務局へ向き合い、所有権移転登記(住宅ローンがある場合は抵当権設定登記)を申請します。
当日の主な持ち物
| 当事者 | 主な持ち物 |
| 買主 | 実印、本人確認書類(免許証など)、住民票(新住所)、印鑑証明書、自己資金(振込準備)、筆記用具 |
| 売主 | 実印、本人確認書類、印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)、登記済証(権利証)または登記識別情報、物件の鍵 |
