金消契約(金銭消費貸付契約)

戸建て住宅における金消契約(きんしょうけいやく / 金銭消費貸付契約)とは、「住宅ローンを借り入れる際、購入者(借入主)と金融機関(銀行など)との間で結ぶ、資金の貸借に関する正式な契約」のことです。

売買契約書が「家を買う契約」であるのに対し、金消契約は「家を買うためのお金を借りる契約」にあたります。

1. 戸建て購入手続きにおけるタイミング

住宅ローン手続きの中で、金消契約は「最終引き渡し(決済)」の直前に行う極めて重要なステップです。

住宅ローン事前審査
       ↓
不動産売買契約の締結(手付金の支払い)
       ↓
住宅ローン本審査(正式承認)
       ↓
【金消契約の締結】(引き渡しの1〜2週間前)
       ↓
融資実行 & 残代金決済(物件の引き渡し・鍵の受領)

※金消契約を結んで初めて、金融機関から残代金決済日(引き渡し日)に融資が実行され、売主へ残代金が支払われます。

2. 金消契約書で確定する主な取引条件

本審査の承認内容に基づき、具体的な返済条件や権利関係が確定します。

決定・確定事項 内容
借入額・金利 最終的な借入金額、金利タイプ(変動金利・固定金利)、適用金利
返済期間・方法 返済年数(例: 35年)、毎月の返済日、ボーナス払いの有無
抵当権(ていとうけん)設定 万一返済が滞った際に、金融機関が戸建て(土地・建物)を差し押さえる権利の設定同意
団体信用生命保険(団信) 借入主に万一(死亡・高度障害など)があった際、ローン残高を0にする保険の加入

3. 当日の必要書類と注意点

銀行の窓口(またはオンライン)で契約を結ぶ際、以下の書類や費用が必要になります。

主な持ち物・必要書類

戸建て購入における注意点

  1. 電子契約(Web金消)の普及

    • 近年は書面ではなくオンラインで完結する「電子契約」が増加しています。印紙代(数万円)が不要になるメリットがあります。

  2. 引き渡し日(融資実行日)とのスケジュール調整

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