ホームインスペクション(住宅診断)とは、建築士などの専門家(ホームインスペクター)が第三者の客観的な立場で、建物の劣化状況や欠陥の有無、改修すべき箇所などを調査することです。
人間が病院で受ける「健康診断」の建物版とイメージすると分かりやすいです。
主な調査箇所
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外回り: 基礎のひび割れ(クラック)、外壁の劣化、屋根の状態など
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室内: 床の傾き、ドアやサッシの建付け、雨漏りの形跡など
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床下・小屋裏(天井裏): シロアリの被害、水漏れ、断熱材の状況、構造部の腐食など
実施するタイミングと費用 主に中古住宅の「購入申し込み後から売買契約を結ぶまでの間」や、新築住宅の「引き渡し前(内覧会時)」に行われます。費用の相場は、目視を中心とした基本調査で5万〜10万円程度です(床下や屋根裏の進入調査などを追加すると変動します)。
買主側のメリット 購入前に「見えない欠陥」を把握できるため、購入後の想定外の修繕費用やトラブルを防ぐことができます。また、修繕が必要な箇所が明確になるため、リフォーム費用の見積もりが立てやすくなります。
売主側のメリット 建物の状態を事前に明らかにしておくことで、買主に安心感を与え、スムーズな売却に繋がります。また、引き渡し後に「聞いていなかった不具合がある」といった契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)を巡るトラブルを未然に防ぐことができます。
2018年の宅地建物取引業法改正により、不動産会社は買主・売主に対して「ホームインスペクション業者のあっせんができるかどうか」を説明することが義務付けられたため、近年非常に利用者が増えている重要な制度です。
