定額型(ていがくがた)とは、金額を決定する際、借入金額の大きさや利用する回数などに関係なく、あらかじめ「一律の金額(〇円)」として固定されている仕組みのことです。
前述の「定率型(割合をかける方式)」の対義語であり、不動産や住宅ローンの「ローン事務手数料」や、さまざまなオプション費用、サービスの料金プランなどを選ぶ際によく見られる用語です。
1. 住宅ローンにおける「定額型」の仕組みと具体例
金融機関で住宅ローンを借り入れる際、ローン事務手数料が「定額型」で設定されている場合、以下のような仕組みになります。
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仕組み:
借入金額がいくらであっても、手数料の金額は常に一定です。
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具体例(事務手数料が「一律 33,000円(税込)」の場合):
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2,000万円 借り入れた場合 = 手数料は 33,000円
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5,000万円 借り入れた場合 = 手数料は 33,000円
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このように、どれだけ大きな金額のローンを組んでも支払う手数料が変わらないため、「借入金額が大きくなればなるほど、定率型に比べて手数料の負担が割安になる」という大きなメリットがあります。
2. 「定率型」との違いのまとめ
| 方式 | 計算方法 | 借入額による違い | メリット・デメリット |
| 定額型 | 一律で「〇万円」と決まっている | 変わらない(常に一定) |
【メリット】 高額なローンを組むほど割安になる。 【デメリット】 借入額が少ないと割高に感じることがある。 |
| 定率型 | 借入額に対して「〇%」をかける | 借入額に比例して高くなる |
【メリット】 借入額が少ないなら安く済む。 【デメリット】 高額なローンを組むと数十万円単位のまとまった負担になる。 |
3. 不動産購入・資金計画における注意点
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どの金融機関に採用されているか:
すべての金融機関が定額型を選べるわけではありません。近年のネット銀行などは「定率型(借入額の約2.2%など)」が主流である一方、一部の地方銀行や従来の都市銀行、フラット35などを扱う機関では、この「定額型(数万円程度の一律料金)」を採用しているケースが見られます。
