元本

元本(がんぽん)とは、利息・利回り・配当・収益などを生み出す「元の資金(元手)」のことです。

金融・投資・不動産・ローンなど、文脈によって具体的に何を指すかが異なります。

1. 文脈ごとの「元本」の意味

  • 預金・ローン(金利・利息):

    • 預金: 銀行に預けた最初のお金。例:100万円を預けて利息が1,000円ついた場合、元本は100万円。

    • ローン(借入): 借りた元の金額(元金とも言います)。毎月の返済は「元本返済 + 利息支払い」で構成されます。

  • 投資・資産運用(株式・投資信託・債券など):

    • 自分が購入・投資するために投じた資金(購入金額)。

  • 不動産投資(収益物件):

    • 物件を購入するために投じた自己資金や本体価格。

2. 実務・金融でよく使われる関連用語

用語 意味・概要
元本割れ(がんぽんわれ) 運用結果や価格変動により、現在の価値が投じた元本を下回る(損が出ている)状態。株式・投資信託・外貨預金などで起こります。
元本保証(がん本ほしょう) 満期や解約時に、預けた元本が100%返還されることが保障されていること(例:定期預金・個人向け国債など)。※一般的な投資商品は元本保証ではありません。
元利均等返済(がんりきんとう) 毎月の「元本 + 利息」の合計返済額が常に一定になる住宅ローン等の返済方式。
元金均等返済(がんきんきんとう) 毎月返す「元本」の額を一定にし、そこに残高に応じた利息を乗せて返す方式。
特別分配金(元本払戻金) 投資信託で、運用利益からではなく「自分の投資元本を取り崩して」支払われる分配金のこと。

3. 「単利」と「複利」での元本の違い

元本に利息がつく計算方法には2種類あります。

  • 単利(たんり): 常に最初の「当初元本」だけに利息がつく方式。

  • 複利(ふくり): 得られた利息を新しい元本に組み入れて、増えた元本に対して次の利息がつく方式(長期的にお金が増えやすい)。


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