敷地内にある既存の建物やブロック塀、フェンス、高低差などの位置や形状を、現在の見た目の状態(現況)のまま測量し、図面化する作業のことです。隣地所有者との境界立ち会いを行わずに簡易的に測るのが特徴です。
2. 現況測量が使われる主なケース
-
プランニングや敷地全体の把握: 新築を建てる際の設計図面作成や、大まかな敷地形状・高低差をスピーディに確認したい場合に行われます。
-
おおよその面積の確認: 物件探しの段階で、参考資料として敷地の広さや建物の配置をイメージするためにも活用されます。
3. 不動産取引における注意点
-
売買時のリスク: 現況測量だけでは「隣との境界がどこにあるか」「実際の面積にズレがないか」が法的に確定していないため、不動産の売買や土地の分筆の際には原則として使用できません。
-
事前の確認の重要性: 重要事項説明や契約の前に、その測量が「現況測量」なのか「確定測量」なのかをしっかり確認しておくことがトラブルを防ぐポイントです。