使用収益権(しゅうえきしゅうえきけん/しようしゅうえきけん)とは、他人の不動産(土地や建物など)を、自分で使ったり(使用)、他人に貸し出したりして利益を生み出したりする(収益)法律上の権利のことです。
不動産を「ただ持っているだけ」の状態から、「実際にその価値をフルに活用して生活の拠点にしたり、お金を稼いだりする権利」を指します。
1. 「使用権」と「収益権」の中身
この権利は、大きく2つの要素に分けることができます。
2. 所有権との関係:「丸ごと持つ権利」と「切り分けて渡す権利」
これまでに学んできた用語と組み合わせると、使用収益権のポジションが非常にはっきりと見えてきます。
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「所有権」の中に入っている: 不動産の頂点である「所有権」には、本来この「使用収益権」も「処分権(売る権利)」もすべてセットで含まれています。
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賃貸に出すとどうなるか?(権利の分離): オーナー(貸主)が、入居者(賃借人)にアパートを貸し出したとき、オーナーは「自分ですむ権利(使用権)」を一時的に手放し、代わりに賃借人にその権利を渡しています。その代わり、オーナーは家賃収入(収益権)を得る、というように権利が分かれます。
