不動産用語解説
成年後見人とは?(不動産売買における役割と注意点)
「成年後見人」とは、認知症や知的障害、精神障害などにより物事を判断する能力(判断能力)が十分ではない人(本人)に代わって、財産の管理や契約の手続きなどを行う法的代理人のことです。
💡 成年後見制度のポイント:
・主な役割:預貯金の管理、医療・介護契約の締結、不動産の売買手続きなど
・種類:家庭裁判所によって選任される(親族のほか、弁護士や司法書士などの専門家が選ばれることも多い)
・主な役割:預貯金の管理、医療・介護契約の締結、不動産の売買手続きなど
・種類:家庭裁判所によって選任される(親族のほか、弁護士や司法書士などの専門家が選ばれることも多い)
不動産売買における成年後見人の役割
親が認知症になってしまい、実家を売却して施設に入居する資金に充てたいといった場合、本人の判断能力が失われていると通常の不動産売買契約を結ぶことができません。そのため、成年後見人が本人を代理して売買契約を締結します。
注意点・ポイント
- 家庭裁判所の許可が必要: 成年後見人が自宅などの居住用不動産を売却する際には、本人の生活に重大な影響を与えるため、あらかじめ家庭裁判所の許可を得る必要があります。
- 本人の利益が最優先: 売却代金は後見人が管理する本人の口座に入り、個人の遊興費などには使えず、本人の生活費や医療・施設費用などにのみ使用されます。
- 時間がかかる場合がある: 申し立てから後見人の選任、さらに裁判所の売却許可が出るまでに数ヶ月単位の時間がかかることが一般的です。
※相続や不動産の売却に伴う成年後見人の手続きについては、専門の司法書士や弁護士、または不動産会社へあらかじめご相談ください。
