
新築住宅に網戸がついてないのはなぜ?
建売住宅の費用・後付け・注意点を徹底解説!
新築住宅の網戸事情をわかりやすく解説!
新築一戸建てを購入するとき、間取りやキッチン、お風呂などの設備は細かく確認していても、意外と見落としやすいのが「網戸」です。
「新築なのに網戸がついていないの?」
「建売住宅の網戸は標準装備じゃないの?」
「全部の窓につけるといくらかかるの?」
このような疑問を持つ方は少なくありません。
実は、新築建売住宅では網戸が標準装備ではなく、別途オプション工事となっているケースが珍しくありません。
中古住宅や賃貸住宅では網戸が設置されていることも多いため、新築住宅にも当然ついていると思ってしまう方もいるでしょう。
しかし、住宅の販売価格に含まれる設備は、建築会社や売主によって異なります。
今回は、新築住宅に網戸がついていない理由、取り付け費用の目安、依頼先の選び方、取り付けるタイミングなどを詳しく解説します。
1. 新築建売住宅に網戸がついていないのはなぜ?
新築住宅に網戸が設置されていない理由には、いくつかの事情があります。
① 建築コストを抑えるため
新築建売住宅は、土地と建物をセットで販売する住宅です。売主である不動産会社やハウスメーカーは、建築コストを管理しながら販売価格を設定しています。
そのため、後から取り付けられる設備については、標準仕様から外していることがあります。
網戸もその一つです。
網戸は生活するうえで便利ですが、住宅を建築する際に必ず設置しなければならない設備ではありません。
住宅の規模や窓の数によっては、すべての窓に網戸を設置するために数万円から十数万円の費用が必要になることもあります。
こうした設備をオプション扱いにすることで、販売価格を抑えやすくなるという事情があります。
網戸が標準装備ではないからといって、その住宅が必ずしも割安とは限りません。購入後の追加工事費用も含めて比較することが大切です。
② 必要な窓だけに取り付けられるようにするため
住宅には、リビングの掃き出し窓、寝室の腰高窓、トイレの小窓など、さまざまな種類の窓があります。
しかし、すべての窓を日常的に開けるとは限りません。
エアコンを中心に生活する家庭では、窓を開ける機会が少ない場合もあります。
網戸をオプションにすることで、購入者が必要な場所だけを選べるようにしている住宅会社もあります。
③ 建築会社や売主によって標準仕様が違うため
新築住宅の設備仕様は、すべての住宅会社で統一されているわけではありません。
同じ価格帯の建売住宅でも、網戸が標準装備の物件もあれば、別途オプションとなる物件もあります。
網戸以外にも、カーテンレール、テレビアンテナ、エアコン、照明器具、シャッターなどの取り扱いは物件ごとに異なります。
「新築だから当然ついている」と思い込まず、購入前に設備仕様書を確認しましょう。
2. 新築住宅の網戸は本当に標準装備ではない?
新築住宅に網戸がついていないことは珍しくありませんが、すべての建売住宅でオプションというわけではありません。
同じ建築会社でも、住宅シリーズや建築時期、販売条件によって仕様が変わる場合があります。
そのため、インターネット上の情報だけで判断せず、購入する物件ごとに確認する必要があります。
モデルハウスに網戸があっても注意
完成済みの建売住宅を見学した際、網戸が設置されていることがあります。
しかし、モデルハウスなどでは展示用の設備が追加されている場合もあり、すべてが販売価格に含まれるとは限りません。
網戸が設置されている場合でも、売買代金に含まれる設備なのかを確認しておくと安心です。
3. 新築住宅の網戸取り付け費用はいくら?
網戸の価格は、窓の大きさや種類、メーカー、取り付け方法によって異なります。
一般的な引き違い窓用の網戸であれば比較的安価ですが、特殊な形状の窓では費用が高くなる場合があります。
網戸の費用相場
| 窓の種類 | 1枚あたりの費用目安 |
|---|---|
| 小窓用の網戸 | 3,000〜8,000円 |
| 腰高窓用の網戸 | 5,000〜12,000円 |
| 掃き出し窓用の網戸 | 8,000〜18,000円 |
| 特殊な窓用の網戸 | 10,000〜30,000円以上 |
※一般的な参考価格です。製品代のみの場合と施工費を含む場合があり、実際の見積金額は異なります。
例えば、一般的な4LDKの新築住宅で網戸を取り付ける窓が10か所あるとします。
1か所あたり平均8,000円なら、単純計算で80,000円です。
さらに出張費や施工費などが必要になる場合があります。
ただし、特殊な窓が多い場合や施工条件によっては、この金額を超えることもあります。
網戸の枚数と窓の数は違う
注意したいのは、窓の数と網戸の枚数が必ずしも一致しないことです。
一般的な引き違い窓と、縦すべり出し窓や横すべり出し窓では、必要な網戸の種類が異なります。
特殊な窓では、ロール網戸やプリーツ網戸などが必要になる場合もあります。
そのため、窓の数だけでなく、窓の種類まで確認して見積もりを取ることが大切です。
4. 新築住宅の網戸はいつ取り付けるのがおすすめ?
① 引き渡し前に取り付ける
売主や建築会社にオプション工事として依頼する方法です。
引き渡し前に工事が完了すれば、入居したときから網戸を利用できます。
ただし、売主によっては引き渡し前の工事が認められない場合もあります。
② 引き渡し後、引っ越し前に取り付ける
おすすめしやすいのが、住宅の引き渡し後から引っ越しまでの期間です。
まだ家具や荷物が少ないため、業者が作業しやすく、室内のスペースも確保しやすいというメリットがあります。
引っ越しまでの日数が短い場合は、事前に業者へ相談しておきましょう。
③ 入居後に取り付ける
入居後に実際の生活を確認し、必要な窓だけに取り付ける方法もあります。
ただし、春から夏にかけては虫が増える時期です。
特に埼玉県内でも、住宅周辺に田畑や公園、河川などがある地域では、立地によって虫の侵入が気になる場合があります。
自然換気をする予定があるなら、入居前後の早い段階で取り付けておくと快適です。
5. 網戸はどこに依頼するのがおすすめ?
建築会社・ハウスメーカー
建築会社に依頼するメリットは、住宅に使用されている窓の仕様を把握していることです。
適合する網戸を選びやすく、施工についても相談しやすいでしょう。
ただし、オプション価格や施工時期は会社によって異なります。
地元のサッシ業者
窓や網戸の専門業者に直接依頼する方法もあります。
窓のメーカーや品番を確認し、適合する製品を選んでもらうことができます。
複数の窓をまとめて依頼する場合は、施工費を含めた総額で比較しましょう。
ホームセンター・インターネット
網戸はホームセンターやインターネットでも購入できます。
窓の仕様が合えば、自分で取り付けられる製品もあります。
ただし、新築住宅ではサッシの種類によって専用の網戸が必要な場合があります。
サイズが合わない製品を無理に取り付けると、隙間ができたり、正常に開閉できなくなったりする可能性があります。
6. 網戸を取り付ける前に確認したい5つの注意点
① 窓のメーカーと型番
網戸を注文する際は、窓のメーカーやサッシの型番を確認しましょう。
LIXIL、YKK AP、三協アルミなど、メーカーや製品シリーズによって適合する網戸が異なります。
品番がわからない場合は、売主や施工会社に確認するのがおすすめです。
② 取り付けられない窓もある
FIX窓と呼ばれる開閉できない窓には、通常、換気用の網戸は必要ありません。
また、特殊な開閉方式の窓では専用の網戸が必要になる場合があります。
③ 保証への影響
網戸の取り付けによって、直ちに住宅全体の保証がなくなるわけではありません。
ただし、サッシに穴を開けるなどの加工を行った場合、その加工に起因する不具合が保証対象外になる可能性があります。
特殊な工事が必要な場合は、事前に施工会社へ確認しましょう。
④ 網戸の色
網戸にはブラックやグレーなどのネットカラーがあります。
ブラックのネットは外の景色が比較的見やすいと感じる場合があり、グレーは網の存在がわかりやすい傾向があります。
また、網戸の枠の色もサッシに合わせて選びましょう。
⑤ 網戸以外の追加費用
新築建売住宅では、カーテンレール、テレビアンテナ、エアコン、照明器具なども別途費用が必要になる場合があります。
こうした設備をすべて設置すると、まとまった費用になることがあります。
網戸だけでなく、入居までに必要なオプション工事を一覧にして、予算を確保しておきましょう。
7. 新築住宅の網戸は値引き交渉できる?
新築住宅を購入するときに「網戸をサービスでつけてもらえませんか?」と交渉することは可能です。
ただし、売主が必ず応じてくれるわけではありません。
住宅の販売状況や売主の方針、購入条件によって対応は異なります。
完成から一定期間が経過している物件では、販売促進の一環として設備サービスが提案される場合もあります。
一方、販売開始直後の人気物件では、交渉が難しいこともあります。
ここで重要なのは、網戸のサービスだけでなく、住宅購入にかかる費用全体で比較することです。
例えば、網戸の設置費用が10万円だったとしても、購入時の諸費用をそれ以上に抑えられれば、総支払額では有利になる場合があります。
特に新築住宅では、仲介手数料が大きな金額になることがあります。
設備サービスだけに注目するのではなく、仲介手数料を含めた購入総額で比較することをおすすめします。
8. 網戸がついていない新築住宅は買わない方がいい?
結論からいうと、網戸が標準装備されていないという理由だけで、その住宅を避ける必要はありません。
網戸は、後から設置できるケースが多い設備です。
一方、住宅の立地や土地の広さ、建物の構造、日当たりなどは、購入後に簡単に変更できません。
住宅選びでは、後から変更できる部分と変更しにくい部分を分けて考えることが大切です。
希望するエリアにあり、土地や建物の条件もよい住宅が見つかった場合、網戸の設置費用を含めても予算内に収まるなら、十分に検討する価値があります。
反対に、網戸以外にも多数のオプション工事が必要で、結果として予算を大幅に超えてしまう場合は注意が必要です。
9. 新築住宅の網戸についてよくある質問
いいえ。建築会社や売主、物件の仕様によって異なります。標準装備の住宅もあれば、オプション工事となる住宅もあります。
金融機関や住宅ローンの商品、工事の契約内容によっては、網戸などのオプション工事費用を住宅ローンに含められる場合があります。ただし、すべての金融機関で認められるわけではありません。
一般的な引き違い窓用の網戸であれば、自分で取り付けられる製品もあります。ただし、窓のサイズやレールの形状が合っていることが前提です。高所での作業は危険なため、専門業者への依頼を検討しましょう。
一般的な網戸の取り付け作業は比較的短時間で終わることがあります。ただし、採寸や製品の取り寄せに日数が必要な場合もあるため、早めの手配がおすすめです。
10. まとめ|新築住宅の網戸は購入前に確認しよう
新築住宅に網戸がついていないことは、決して珍しいことではありません。
特に建売住宅では、網戸がオプション設備になっているケースがあります。
購入後に「網戸がない!」と慌てないためにも、物件を検討する段階で標準設備を確認しておきましょう。
また、網戸を取り付ける場合は、窓の種類や枚数、取り付け費用、施工時期などを事前に確認することが重要です。
住宅購入では、網戸のような設備費用も積み重なると大きな負担になることがあります。
住宅の購入価格だけでなく、諸費用やオプション工事費用を含めた総額で考えることが大切です。
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※記事内の網戸費用は参考目安です。実際の価格や施工条件については各業者へご確認ください。
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